動物の歯のお話

こんにちは。

先日、子供の夏休みの自由研究に何かいい題材はないかな…と探していたら、興味深い記事を見つけました。

それは野生動物の歯について、へえ〜!と思うものでした。

その記事によると、野生の肉食動物の歯にはほとんど歯垢がたまらないということです。人間みたいに軟らかいものをいっぱい食べる生活をしていないから、食べかすがあまりたまらないのだそうです。犬の本にも、野生の動物は肉をほぼ丸呑みと書いてあったので、歯にゴミがたまることはあまりないんですね。でも人間に飼われて軟らかいものを食べると歯周病になるケースが出てくるという事なので、うちのワンちゃんも気をつけなくては!

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でも、これを見ると歯周病にはなるけど虫歯にはならないということなのでしょうか。

虫歯菌の特徴は、砂糖を食べてネバネバの物質と酸を出しネバネバが歯の表面にくっついて、くっついた場所に酸をかけ続けることで、歯を溶かすのが虫歯です。飼っている動物も虫歯が出来るほど多く砂糖をとるケースは無いから虫歯にはならないんですね。

肉食動物はそもそも、虫歯菌がないらしいので、食事に気をつけていれば虫歯の心配はなさそうです。

肉には砂糖が含まれないから、そもそも虫歯菌が育ちません。しかし果物を食べるコウモリ、雑食のクマやイノシシ、草食のゾウなど、植物も食べる動物は、口の中に虫歯菌を持っているのだそうです。そして、それぞれの動物が持っているのは、それぞれ別々の種類の虫歯菌とあり、驚きました。

虫歯菌の先祖は植物についていたという説があり、植物と一緒に食べられ、それぞれの動物の口の中で独自に虫歯菌に進化したので、動物ごとに種類が違うというこです。ただ、動物の虫歯菌が歯を溶かす力も人間の菌とほぼ同じ。人間だけ虫歯になるのは、人が砂糖を多くとっている証拠だということも書いてありました。甘い物を控え、歯磨きをしっかりしないといけませんね(^_^;)

 

子供が寝た後にこっそり楽しんでるおやつタイムをやめようと反省する山中でした。