子供の治療をしていると
患者さんのお母さんとも仲良くなることがあります
なんでかなっていうと・・・
大人がこの歯医者どんな人かなぁって考えるのと同じように
子供も同じことを考えていると思います。
だから私たちは あなたの歯を守りたい あなたの味方になりたい
と思いながら話しかけます
実は 歯の治療って子供にとって全く苦痛がないことってあまりないんです
麻酔のしびれる感じ・・・
唾液が入らないようにするためのゴムのマスク
虫歯をとるときの振動・音
薬の臭い
口をあけていること
じっとしていること・・・・・・
そして 治療を始める前のあの気持ち
どれもしっかり治療をするには必要なことですが、
個人差はあれ、それなりにがんばってもらわなきゃいけないことです
そのとき
私に嫌な思いをさせる人だなぁ って思われるのと
私の歯を守るために何かしているな って思われるのは 大違い
やっぱり自分の歯を守るためにやっているんだってわかってもらえると
子供ってそれなりに頑張ってくれるんです
そういう子供の姿をみると、またまた私も頑張れるんです
保護者の中には
「うちの子はいつのまにかこんなに成長していたのね・・・」
なぁんて驚き喜んでくださる方がけっこういます
子供が頑張って治療を終えたとき、自然と生まれる安堵の一体感
そんな体験を繰り返しているうち
少しずつ少しずついろんなことを話すようになり
そう 仲良しになります