「歯磨きしても口内がネバつく」「いつも口の中が乾きやすい」と、お口の状態が悪いと感じるときはありませんか?
その原因は歯磨きなどの口内ケアではなく、実は意外なところにあったのです!
花王の調査によると、ストレスなどの精神不安が、口内環境にも大きく影響を与えており、まさに“ストレスの多さ=口内環境の悪さ”ということが判明しました。
実は、口内の環境と身体の不調、ストレスとの関連性を明らかにしたデータは今まではほとんどなかったため、
口内環境を良くするための間接的ケアの方法は、今までお伝えすることが出来なかったのです。
今回は、そんな口内と身体の関係を、ひも解いていきます!
■ストレスは口内の浄化作用を阻止していた!
唾液は、食べたものを消化させるだけではなく口内を殺菌する作用もあり、キレイな口内環境を保つためには必須の存在なのです。
しかし、この唾液はストレスを感じると、減少する傾向にあるため、浄化をスムーズに行うことが出来なくなってしまいます。
唾液の減少により、口内の環境が悪くなると、口内のネバつきや、口臭を引き起こすため、さまざまな口内トラブルが勃発してしまうというわけなのです!
口内の乾きやネバつきは、単なる口内ケアの不足ではなく、見えにくいストレス信号でもあったのです。
■口内環境が悪い人は、冷えやむくみにも悩まされていた!
口内環境と密接な関係にあるのは、ストレスだけではなかったのです。口内に悩みを持つ人は、冷え、むくみ、胃の不調といった身体の不調とも強く関連していることが分かりました。
1. ストレス、2. 口内環境、3. 身体の不調のこれら3つは、切り離すことが出来ないということなのでしょうか。
最近、お口の不調を感じているなら、まずはしっかり歯磨きをする、マウスウォッシュを使うなどという、
直接的な口内ケアをしつつも、改善があまり感じれない場合は、ライフスタイルを見直す必要があるのかもしれません。
「たかが口の中」だと、甘く見ていたら、心身全体のSOSを見逃してしまい、どんどん悪化してしまう危険性も。
「自分は大丈夫なのか?」朝起きたときの、口内の調子を今一度、確かめてみて下さいね!
http://www.kao.com/jp/corp_news/2010/20101020_001.html